2007年12月15日

反省会

おっっ久しぶりです。公演期間中はなんだかんだで日記から逃げ回っていた甲斐あってあまり登場しておりません★細野です。あ、や、ほんとすんません。

さて。舞台装置との別れも済ませ、夢から覚めたところで今日は反省会。みんな現実に帰って、さまざまな意見を交わしました。真面目な話し合いからくだらない小話、一見くだらなそうで大事な話。いつも稽古場に使っている広い工芸室の一角で、広さも工芸道具も一切生かさずに白熱する会議。それでも隙を突いて消費されていくポテチとばかうけ青のり味。いいですねぇ、こういうの。ええ。やぶさかはまだまだ伸びる子ですとも。

午後は関内・桜木町周辺の小屋探索へ。メンバーは、あいさん、水尾、よしや、細野。中華街に素敵な小空間があったり、昔の銀行(?)のおしゃれなロビーが借りられたり。今まで知らなかったとこ、まだまだあるんですね~。色々新発見の旅でした。ホットのタピオカミルクティーとか衝撃でした。ちょうど絵画の個展を開催中だった場所もあり、うっかりその中の一枚にみんなで見惚れ、いつかこんな舞台美術の芝居を!と口走ってみたり。でっかい三日月とか空中に続く階段とか。いいよねぇ。ロマンだよねぇ。さっきスタッフ作業は減らそうぜって反省したばっかりだけど、いいよねぇ。あいさん、メルヘン書いて~。

ちょっとした観光気分のまま、よしやと美雪を入れ替えて、夜はライブイベントへ。音楽に合わせてつゆともさんが朗読し、竹さんが踊る、スペシャルライブ。素敵でした。こういうの見ると、二人とも普段は変な人だけど実はすごい人だったんだなぁと再確認させられちゃいます。客席ではちえさんにも会えたし、ドリンクチケットはチョロQだし、すばらしかったです。

道々、反省会の続きのような、次回の企画会議のような話題がちらほら繰り返される中、本日のまとめとなった単語は「情熱!」。30歳近くたって、熱くいこうぜ!と。
来年は情熱の年にしたいと思います。
ちなみに、情熱をもって改札から全力ダッシュした美雪は、乗りたかった電車間に合わなかったそうです。
  

Posted by 劇団やぶさか at 23:30Comments(0)8thSTAGE「雪月花」

2007年12月08日

破壊

怒涛の本番終了から早1週間…。
いや、まだ1週間しか経ってないのか。
なんだか遠い昔のような気もします。
こんにちは日記お久しぶりのヒムラです。あ、間違えましたはるかです。
前髪を自分で切ったらあまりにパッツンになって、
まるで日村さん(バナナマン)のようです。
お願いだから前髪のことにはふれないでください。泣きます。

さて、本日はコワシ日です。長い時間かかって作り上げた汗と血と涙の結晶である
舞台セットたちを、もとの木材片へとバラす作業です。
今回はお江戸の舞台のため、大掛かりな格子のセットが中心でした。
途中、遊郭のシーンでは茶格子が裏返って、赤格子になるという仕掛け付き!!
たくさんの試行錯誤、しはんパパの職人技、
舞台チームの心血がそそがれただけあってお客様にもご好評。
でも、いくら愛情かけて作成した格子とはいえ、
家のインテリアとして持って帰るには少々サイズが大きすぎました…。

「舞台の魔法が解ける瞬間☆」とも言えば聞こえが良いですが、
現実は、つなぎ姿の団員たちがマスクや、軍手を装着し、首にタオルを巻いて、
手にはナグリ(かなづち)やバール、中には背中に幼子を背負ったまま、
容赦なく赤格子を燃えるゴミへと……。

花魁自ら赤格子を手にかける姿は、壮絶でした。

「淋しい~」という絶叫とは裏腹に嬉々として木材をばらしていく団員たち。
結構ストレス発散な瞬間だったりもします。

夕方までには一通り作業終了。
準備にはあんなに時間と手間がかかるのに崩すのはほんの一日なんですね。

夜は一部の団員が水尾家にお泊りさせてもらいました。
今回の公演の反省やら、次回公演の構想やら、「役者とはなんぞや」やら
「人生とは」やら、オカピの生態について、熱く語り明かしました。

また、そこで、今年のやぶさか流行語大賞が
選考委員長のよしやから発表になりました。
(ドラムロール)2007やぶさか流行語大賞は

「○○に謝れっ!!」
「うちの細野がすみません。」

に決定です。
基本、細野さんの言動に対する一言ですね。セットで使われることも多いです。
我がやぶさかが誇る無敵KY、
細野さんが今年も大活躍だったことがうかがえる結果となりました☆

どういうときに使うのかはあいさんあたりにお聞きください☆
  

Posted by 劇団やぶさか at 22:008thSTAGE「雪月花」

2007年12月03日

打ち上げです。

大変今更ですが打ち上げ日記です。
どうも。はるかです

いつものコースです。
1次会でおおいに呑んで食べて、そのまま2次会へ。
だいたいが、朝まで居られるカラオケだったりします。
今回も大騒ぎ。もう、喉を潰したって悔いはなしとばかりに、
魂の叫びを聞くことが出来ました。

マシンガンズにバンプやアジカン、
大塚あいちゃんから、アニソン、さだまさしまで
非常に幅広いジャンルを取り揃えております。

今回初舞台となったやぶさかの新星、竹千代・ゆかさんや、
殺陣指導新宅さまも初参戦していただきその美声を披露。

ぶっちゃけ、うちはかなり独特な団体だと思うんですが、
気がつけばお2人ともすっかりその中心で
ぐいぐい引っ張ってくれてました(笑)。

で、なんと言っても目玉(謎)は「中島みゆき 地上の星」
歌うは我らがあいさん。ビブラート具合までそっくりです(笑)。

間奏に入り、おもむろにマイクで語りを始める水尾さん。

「劇団やぶさか小屋見学。初めての劇場野毛シャーレに入る。
言葉を失う照明チーフ池田。
天井が…高い。灯台が少ない。…バーが降りてこない。
次々と発覚する。問題点。
池田の決断。自分が上がれば良い。」

一瞬にしてそこはプロジェクトXの世界へ。

ピッタリ間奏内で語りを終了させる水尾さんの器用さに拍手喝采。
こっそり練習してきたネタでは??という憶測まで飛んだくらいハマってました。

「舞台監督…森。病をおしても音響卓に立ち続けた…石田。」

即興で語りにあわせてスローモーションで画を体現する小田切さん。
かなづちの代わりに手に持ったマラカスがまたなんとも良い感じ。

たまーに小田切さんみゆきと2人で地上の星のPV中島みゆきも体現。
お前らなんて器用なんだ…。

うちの芸人さん方には本当に腹筋を鍛えられます。
なんかもう、うちでもプロジェクトX、
1本できんじゃね??という錯覚に陥りました(笑)。

途中寝たり寝なかったり…こうしてまた一つの芝居の幕が降りていきました。
色々あったけど、最後は「私の彼は左利き」で終了したことが
とても心に残った祭りのあとでした…。
  

Posted by 劇団やぶさか at 06:008thSTAGE「雪月花」

2007年12月02日

楽日です。

しばらく横浜近辺の団員宅に泊まっていましたが昨晩は久々に帰宅しました。小屋入り時間が10時集合。普段は横浜で9時~稽古なのでいつもより全然遅い集合です。私はやる事が~とモゾモゾ早起きして、なんと洗濯をしてから家を出ました。…ど、どんだけ余裕な集合なんだ!(ーー;)芝居始めて以来のゆっくり集合in小屋入り後、かも。

そんな風にビビりながらも、とうとう楽日です。長い期間付き合ってきたこの作品とも、とうとうお別れ。前夜にお紅役のはるかさんからこの作品や自分の役に対する愛情を熱く語るメールをもらい、みつ役のみゆきからは本番直前でソデへ入る前に、「あいさんの作品、大好きっ!!」と声をかけられ、何故だか胸がいっぱいになり。

本番直前の、舞台面に集合の際、細野さんは音響さんに自分の役(泰信)のテーマソングとも言える曲を大音量でかけてもらいながら、脚本を手に役作りに集中。水尾さんも役の表情を保ちながら、絵筆を持ちつつフンフンと歩いておりました。うん、この物語の中核を担う二人とも、立ち姿からしてだいぶ自然に、サマになってきました。

ウチでは、作品や役に冷静に対峙する役者というのが、実は居ません。不器用な人間揃いなので、仕事的&技術的に作品や役に向かい合うのではなく、気持ちから入って入って、ジックリジックリ長期間かけて作り込んでいく、というタイプの人間が殆どで…。勿論、その分の思い入れも強くなるので、終わる頃にはナンともいえず寂し気なというか悲し気な空気、が流れます…が、もう楽日まで来たら、あとは思いっきり演ってもらって、良いモノを出していくのみ!サァサァ、気合い入れて頑張って!!
と大きな声で役者を送り出し、客入れ中の30分間で、私が簡単に役者陣に注意をしていきますin楽屋。そうこうする内に舞台監督さんが楽屋から役者を送り出し、切欠曲が流れ、私も客席にひょこひょこと赴き、サア最後の幕があがります。楽回は、私もとうとう台本を持たずに観劇です。あぁ。気楽。やっと解放されたという感じが(笑)。

そうして、時々ふっと客席の皆様の様子を拝見したりすると「おおー舞台に集中してくださっているな」とか「あ、寝てる(笑)このシーンはやっぱり甘いなあ」とか、つい色々考えてしまって…一番舞台に集中してないのは私だっていう(笑)。まあ、楽回以後はもうダメだししませんけどね!

昼の回と夜の回の間に写真撮影を行いましたが、皆の着物姿もだいぶ板についてきて、本当に絵になっております。しかし、集合時、結太夫役の吉岡さんが、頭と顔は花魁で、下が上下黒ジャージだった事に吹いたのは私だけでしょうか。…や、皆、普通の顔してたからニヤニヤしてたのは私だけだった…かな?  

Posted by 劇団やぶさか at 23:19Comments(0)8thSTAGE「雪月花」

2007年12月01日

本番初日です。

引き続きまして演出です。さて、今回は殺陣なぞがございます。殺陣チームに所属する、コチラも女性の方(!)につけて頂いた一連の殺陣。これまで自分達で考えたモノとは違い、動きが格段に違います。流れるような動きがバラエティに富み、また流石に美しく。。。ちなみに長モノ(刀など)はコチラの団体様よりお借りしたモノが殆どです;浅草の仲見世通りなどに売っているモノだそうですが(笑)小道具がバッチリ揃うとやはり雰囲気が出ますね。役者陣も、そちらの殺陣稽古等に参加したりして、何年もやっている方々に基礎から教えられつつ頑張っておりました。

ただ、刀を持ちなれていない私達にとっては、殺陣以外の部分で問題も…。

例えば、普通の芝居から殺陣シーンに移行する際
「あのー、殺陣になる瞬間に、私、すぐ抜き身で行きたいんですけど~…この武器だと鞘とかナイので…。どうしましょう…ずっと抜き身持ってるの変ですし…。更に、この殺陣の後、またすぐ普通の芝居シーンになるので…この2本の刀は…ど、どう処理しましょう」とか。

他は殺陣以外でも、スラリッ!と刀を抜くシーンが度々あり、その都度心臓が凍りそうな思いになる、とか。<つまり鞘から良いタイミングでキレイに=上手く抜けない

…それらを私と役者がどう誤魔化したかは…まあ気にしないでください。はい。

でも、そういった技術的な事だったら話はまだ全然楽で、演出家としていくらでも代案は言えるんですが、難しいのがそうでない部分。テンションが今ひとつあがりきらない、とか同じ事を何度も繰り返し出来ない、とか。こういう時、初歩的な、いわゆる演技についてのコーチ的な知識や指導技術を持ち合わせていない私には難しい一時だったりするのですが…
それでも、誰かが調子良くて誰かが調子悪い、じゃいかんのです。本当は、皆、ベストな状態で一つ一つの本番を乗り切り、お客さんに常に良いモノをお見せしなくてはイケナイのです~~~!くわ~~~!!!(叫び)
そんな、祈るような呪うような(?)演出家の魂と共に、明日も舞台の幕は開きます。  

Posted by 劇団やぶさか at 23:19Comments(1)8thSTAGE「雪月花」